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新型コロナウイルス感染症対策本部 第38回本部員会議 知事メッセージ(令和3年8月19日)

岩手県

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岩手県独自の緊急事態宣言を発してから1週間が経過しました。
盛岡市大通周辺の人流が昨年より減少するなど、県民の皆様には行動自粛に努めて頂いており、感謝申し上げます。

県全体の人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者数は、岩手緊急事態宣言を発した8月12日時点の16.5人から、本日(8月19日)現在は、25.2人となり、感染が急速に拡大しています。

県内の感染例は、ほぼデルタ株に置き換わっています。デルタ株は少ない接触で感染します。「家庭にウイルスを持ち込まない・持ち出さない」ことが重要です。

今一度、県民の皆様には、出来る限り、人と人との接触を避けて頂きますようお願いします。

本日(8月19日)現在、確保病床の使用率が72%となっています。
県では、感染が確認された方には、CT撮影や血液検査を実施し、医師の診察の上、一人ひとりの症状や重症化リスクに応じて対応しています。原則、自宅療養はさせない方針を継続することとし、宿泊療養施設を追加稼働させるなど、県民の命と健康を守るよう取り組んでいます。

本日以降も感染拡大が継続し、医療提供体制の更なるひっ迫も見込まれますので、国にまん延防止等重点措置を要請し更に強い行動制限を含む感染対策を実施する準備に着手します。

新規患者数を増加から減少に転換するために、県民一人ひとりの協力が必要です。新規感染をこれ以上増やさないよう、人と人との接触を避けるため、不要不急の外出は自粛すること、基本的な感染対策を徹底することをお願いします。

今週から来週にかけて、学校の新学期がスタートします。久しぶりの学校生活が再開されますので、学校における感染対策を改めて確認し、部活動も含めて 十分に気をつけていきましょう。

令和3年8月19日
岩手県知事 達増 拓也